相手を変えようとしない聴き方

今ちょうど読んでいる本があって、本日はそのご紹介です。
「やっぱり、それでいい。」という本。ご存知ですか?
内容を詳しく知りたい方はこちらをクリックしてご覧ください。
この本は、「それでいい」という本の、続編です。
部分的に漫画になっていて読みやすいです。
精神科医の水島広子先生のお話に沿って進むんですが、
ページをめくるとすぐに、
「人と関わることで一番大事なことは何ですか?」
という問いかけがあります。すると、
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「人の話を聴くことです」とシンプルに答える先生。
ついつい関心があるテーマなので、読み進めてしまいました。
本の中にコラムもあって、
「相手を変えようとしない聴き方」という章があります。
そこに、「正しさの綱引き」という表現があり、面白かったので一部引用しますね。
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「自分が正しい、あなたが間違っている。
だから、
あなたが変わらないといけない・・・」
直接的ではないにしても、
この考えが根底にあると、
言葉で伝えなくても相手に無意識に伝わってしまいます。
無理に変えようとする相手に対して、人は抵抗するもの。
うまくいくはずがありません。
私が4年前から学び始めている
ストレスクリアコーチングの4つの基本原則の中にも、
「変えようとしない、理解しようとする聴き方」
というものがあります。
それだけ、人との関わりの中で、
とても大事なことなんだと思います。
相手を理解するためには・・・
「正しさの綱引き」に気づき、
相手を変えようとしない聴き方を心掛けるとよいかもしれません。
とても勉強になるので、ぜひ手に取ってみてくださいね。