自分で気づいて、自分で行動を変える

先日動物病院内で、
アドラー心理学に基づくワークショップをしました。
テーマは、
「さまざまな見方・考え方の存在を認める」
といった内容でした。
参加していた動物看護師さんに、
そのあと、あらためて会う機会があり、
感想を聞いてみました。
彼女には後輩が何名かいて、
現在は指導する立場にいます。
それまでは、
後輩に指導を行う上で、
自分とは反応や考え方が違う人がいて、
どのように対応すればよいか悩んでいたようです。
しかし、
今回のワークショップの中で、
色々な人の意見を聞き、
こう思ったそうです。
「なぜあんな態度なのかな?
と自分には理解できないと思っていたけれど、
その人なりの理由があってやっているのかも、
と気付けたことで、
少しその人に対する見方が変わりました」
とのこと。
自分の見方が変わったことで、
その人に対して接し方が変わったようです。
自分から困ったことがないか、
聞くようになったとのことでした(*^_^*)
「自分で気づいて、自分で行動を変える」
素敵なことですね。
自分で気づいたことは、
人から指示されて動くこととは違い、
持続します。
自分が今までかけていた心のメガネを変え、
相手に対する見方や捉え方を変えたことで、
自分自身で状況を変えたのです。
いまのところ、
彼女のある後輩への悩みは、
なくなったようです。
また出てくるかもしれませんが、
似たような状況であれば、
きっと自分自身で解決できるでしょう。
こういった話を聞かせてもらえて、
心理学のセミナーが
現場のスタッフに役立ててもらえたこと、
とても嬉しくなりました(´▽`)
継続して行う予定なので、
こちらでも今後の内容をご紹介していけたらと思っています。
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