動物病院スタッフマネジメント&メンタルヘルス専門Assist Human Relations

伝え方次第で、指導も変わる

スタッフマネジメント 動物病院人財育成

 

先輩後輩、上司部下の関係で、

相談内容の上位に挙がるのが、

「教育指導方法」です。

 

 

何度伝えても、改善がみられない

一度教えたら、自分で考えて動いてほしい

注意すると、黙ってしまうのでどうしたらいいか困る

 

等々いろいろです。

 

そういったことで悩んでいらっしゃるかたに、

ひとつ考えていただきたいのが、「伝え方」です。

 

 

あなたが良かれと思って行ったアドバイスや指導が、

なんだか思い通りにならないとしたら・・・

 

もしかしたら、

相手を思考停止にさせて、

成長の機会を奪っているかもしれません。

 

 

 

業務上のルールや、仕事のやり方など、

ミスが起こらないようにと

相手を思って指導していることでも、

 

 

 

 

 

話し方や態度によっては、

同じ言葉でも相手は批判されているように感じ、

素直に受け取りづらくなることがあります。

 

 

 

人の態度には、

自分でも自覚がない無意識な部分が反映していることがあるので、正直わたしも反省すべき点が過去に多々あります

 

 

無意識に、

「あなたはダメだ(間違っている)」

という否定的なメッセージを送っていないでしょうか?

 

 

 

 

いくら正しいことでも、

言い方がきつかったり、イライラしている態度が見えたりすれば、

言われた当人は、緊張して言葉通りに素直に受け取れません。

 

 

 

人前などで言えばなおさら、プライドを傷つけることにもつながります。

 

一歩間違えば、今の時代は「パワハラ」です​​​​​​​

 

仕事上とても大事なことなのに、伝わらないのはとても残念なことですよね。

 

 

 

 

もちろん、

相手の性格や

受け取り方(認知)の問題もあるので

一概に指導する側だけの問題ではないこともあります。

 

ただ、

少し耳が痛いことをお伝えすると、

指導しても相手がその通りに動いてくれないのは、

言われる側が素直に受け取りやすい伝え方(納得させる伝え方)ができていないことが考えられます。

 

 

 

このような記事を書いている私自身も、

伝え方にはたくさん失敗しています・・・

 

 

 

コミュニケーションが

もともとそんなに得意ではないので、

人一倍勉強していても難しく感じます。

 

 

 

何度注意しても、

自分で考えて動いてもらえないのは、

どう動けば良いのかの正解がわからず、

苦しんでいるからかもしれません。

 

 

 

 

 

指導する立場の方からみて、

目の前の現実がうまくいっていないのであれば、

それが今の自分の成果。

 

 

 

 

 

今までのやり方を見直すこと、

自分の行いを振り返ること、

それが解決の早道です。

 

 

 

 

ぜひ俯瞰的に状況を把握する工夫や、周りの人に意見を聞いたりしてみてくださいね。

 

何か解決のヒントが見えてくるのではないかと思います。

 

指導方法に迷うことや人材育成で悩んだら、一度ご相談ください。