動物病院スタッフマネジメント&メンタルヘルス専門Assist Human Relations

人が行動したくない理由

コーチング マインドセット

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本日は「コンフォートゾーン」
についてお届けしたいと思います。
 
 
コンフォートゾーンって、
お聞きになったことありますか?
 
 
 
「安全領域」と訳されたりしますが、
ストレスや恐れ、不安を感じることがない
安心して過ごせる環境のことで、
「居心地のよい快適な環境」のことです。
 
 
 
たとえば、
 
 
新しい職場に入った当初は、
とても緊張した時間が続き、
家に帰るとドッと疲れを感じたりしますが、
 
 
 
徐々に環境にも慣れてくると、
時間の経過とともに、
はじめの緊張感がなくなり、
仕事もおぼえて居心地が良くなっていきますよね。
 
 
 
この状態が「コンフォートゾーン」です。
 
 
そして、
このコンフォートゾーンですが、
人間はよっぽどのことがない限り、
そこに留まる性質があります。
 
 
 
 
仮に長年勤務していて、
職場に不平不満があったとしても、
他で良い条件の転職先があったとしても、
 
 
 
人はそこから抜け出て、
新しい場所へ行くことを
「無意識に」避けようとします。
 
 
 
ストレスが多いことが、
潜在意識でわかっているからです。
 
 
 
 
あえてまた新しい環境に身を置き、
居心地の悪さからスタートするのには
勇気がいりますよね。
 
 
 
今いる場所が
「安心・安全で快適な環境」
であれば、その反応は当然です。
 
 
ですが、ですが、
 
ここで本日お伝えしたいのは、
 
 
 
==============
わたしたちが成長するためには、
このコンフォートゾーンを
「広げ続けなければならない」
ということです。
==============
 
 
 
 
「成長」には「変化」がつきものです。
 
 
でも、
 
人は安心・安全な環境を変化させることに
ものすごい「恐れ」を持ちます。
 
 
 
恐れの感情は、
人として生きる上で必要な
「危機感知装置」。
 
なければならない感情です。
 
 
 
ただ、それを理由に、
「変化」を嫌い、
「行動しない」選択をしている人が
多いような気がします。
 
 
 
何か行動すれば目立つし、
もしかしたら
周囲から何か言われるかもしれない。
 
 
または、
変化することで、
ストレスが増えるので、
なるべく楽に変わる方法を探したい。
 
 
 
 
自分が変化することで、
今の環境や人間関係が
変化するかもしれない恐れって、
相当深いものです。
 
 
 
だから、
何かしらの「理由」をつけて、
人は行動しません。
 
 
 
理由というか、
よく表面的に出る言い訳は、
 
「時間がない」
「自信がない」
「経験がない」
「お金がない」
「必要がない」
 
etc
 
です。
 
 
 
 
まずは、
自分がもつ恐れをみつけてください。
 
 
 
そして、
行動しない自分を責めないことも
大切なポイントです。
 
 
(また同時に、他人に対しても、です)
 
 
 
その恐れが存在する「理由」と、
まずは向き合うことをおすすめします。
 
 
 
 
そうしないと、
行動しないことが苦しくなり、
益々行動できなくなるからです。
 
 
 
 
マネジメント相談や、
コーチングで時々あるのが、
「次は、どうしたらいいですか?」
とか、
「今こうなんですけど、
何をしたら解決できますか?」
 
 
といった直球の質問。
 
正解の答えを求められます。
 
 
 
 
次に何をするのが正解で、
問題解決するための近道を
おしえてほしいという気持ち、
とても良くわかります。
 
 
 
 
そんなとき、例えば私が
「〇〇したら、いかがでしょうか?」
とか、
「こうしたらうまくいった例があったので、
試してみては?」
といったアドバイスをさせていただくと、
 
 
 
「それはもう試しましたが、
私には向いていませんでした」
 
 
または、
 
 
「いいですね~。やってみます!」
 
 
とおっしゃいますが、何もしないパターンです。
 
 
 
変化を嫌い、コンフォートゾーンにいたい人のパターンです。
 
 
 
でも、私は気になりませんし、責めません(笑)
 
「あ、今は変わりたくないんだろうなぁ」
 
 
とは思いますが、
 
 
そういったときに無理やり
 
「やりましょう!」
「変わりましょう!」
と叱咤激励しても、
 
 
うまくいかないことが
ほとんどだからです。
 
 
 
 
以前お会いしたある起業家の方は、
自分を成長させるために、
わざと居心地の悪い環境に身を置く
と話していらっしゃいました。
 
 
 
新しいことに挑戦したり、
ワンランク上の方と接する場所に
あえて出かけるといった、
コンフォートゾーンの外に
自ら出ていくのだそうです。
 
 
 
 
そうすることで、
緊張感やストレスはあるかもしれませんが、
「コンフォートゾーン」を広げていく
のです。
 
 
 
 
そうすると、
徐々にその領域の感覚に慣れて、
気づいたら出来るようになっている
成長している、ということですね (*^-^*)
 
 
 
自分のペースで、
コンフォートゾーンを広げてみてください。
 
 
 
そしてもし今まさに、
コンフォートゾーンの中と外の境界線上で
ひとり悩んでいる方がいらしたら、
ぜひご相談くださいね。
 
 
 

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