ペットのターミナル期、動物病院で出来ること

定期的にうかがっている動物病院で、
「ペットのターミナル期のコミュニケーション」
について考える、院内セミナーを行ってきました。
こちらの病院では、
獣医師だけでなく、
動物看護師さんやトリマーさんも
一緒に受けてくださるので、
みんなで参加できるものを考えました。
ターミナルケアが必要となり在宅看護をしている
あるご家族のドキュメンタリーを基に、
それぞれ自分だったらどのような最期を迎えたいか、
もし看送る立場だったらどうしてもらいたいかなどを、
考えてもらう時間にしました。
ペットも家族の一員。
そういった認識が広がる中で、
ペットに対する医療の選択肢も増え、
ターミナル期にどのようなケアを行うか、
ご家族にとっては「選択の連続」です。
その選択を、動物病院で関わるスタッフとして、
どのようにサポートしていけるか、
獣医療的な情報提供だけでなく、精神的なサポートが行うことも、
動物病院としての役割だと思います。
院内で色々な考えを共有する時間は、
とても大切なことですね。
病院の中で個々にスタッフの役割は違いますが、
それぞれの立場で何ができるか、
どのように対応することが望ましいか、
研修の機会を通して、あらためて考えてもらえたら嬉しいです。
前の記事
職場のリーダー候補生を、みつける目安