東京は本日桜が満開予報。
4月に入り、少しずつ暖かくなってきました。
お花見はいかれましたか^^
さてこの時期、
職場に新しいスタッフを迎え、
フレッシュな気持ちで
スタートした職場も多いのではないでしょうか?
私がうかがっている動物病院でも、
新しいメンバーが増えています。
そして、
新人の方だけ別の時間をもうけ、
「新人研修」を行うことがあります。
その際、必ずお伝えすること。
本日はそのことについて、
お伝えしたいと思います!
わたしは「あいさつ」と同じくらいに
大切だと思っています。
それは
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Cleanliness(クリンリネス)です。
ある有名な飲食チェーン店が
店舗運営の基本とした「QSC」
・Quality:品質「Q」
・Service:サービス「S」
・Cleanliness:清潔感「C」
といった、3つの原則のうちの1つです。
クリンリネスとは、
「清潔な(輝くような)状態を維持すること」。
その効果として、
・職場環境の美化
・従業員のマナーの向上
・顧客満足向上
などが挙げられます。
そして、
クリンリネスを実行していくために、
必要な5つの項目、
「5S」という有名な用語がありますので、
ご紹介します。
日本語でのローマ字表記で、
頭文字が「S」となるため、
「5S」というそうです。
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① 整理(せいり、Seiri)
→不要なものは捨てる
② 整頓(せいとん、Seiton)
→使用後は決められた元の場所に戻し、いつでも使える状態にしておく
③ 清掃(せいそう、Seisou)
→常に掃除をして、職場環境を清潔に保つ
④ 清潔(せいけつ、Seiketsu)
→3S(上記の①~③)を維持する
⑤ 躾(しつけ、Shitsuke)※(もしくは、習慣)
→決められたルール・手順を正しく守る「習慣」をつける
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上記の5つは、
どのような職場でも社会人として、
とても重要なことです。
みなさんの職場ではいかがでしょうか?
実行できているでしょうか?^^
動物病院のクリンリネス。
「待合室」や「診察室」、
「お手洗い」といった
飼い主さんが入る場所だけをみても、
中の様子、じつは想像できます。
細かいことかもしれませんが、
個々のスタッフの
クリンリネスへの意識が
習慣化されていないと、
身だしなみや、
言葉遣いだけでなく、
会計や薬の処方、
器具の扱い方、動物への接し方…
などにも影響していきます。
おおげさかもしれませんが、
私はクリンリネスへの意識は、
人としての「在り方」にも
つながっているように思います。
まずは、
「クリンリネス」の目的を理解し、
実行できるように「意識」をもつこと。
そして、
それを継続し習慣化する
「感覚」として身につける努力をすること。
じつは、
言葉でいうのは簡単ですし、
頭では誰もが理解できることですが、
実行が難しいですよね(>_<)
なぜ難しいか・・・
それは、
小さい頃からの教育や
家庭環境によって
個々に感覚が異なり、
「清潔さの基準」に、
差があるからです。
もし習慣化ができていないのであれば、
どこにその問題があるのか
検討することから始まります。
実行できるような「仕組み」が
できていないのかもしれませんし、
個々の「意識」の問題で、
必要性が十分に伝わっていないのかもしれません。
また、
動物病院のクリンリネスの基準は、
院長先生や、リーダーの
考え方や意識によっても異なります。
まずはそこを明確にして、
スタッフ全員に伝えていくことからのスタート。
『クリンリネス』
ぜひ4月から、
しっかり徹底して、
顧客満足向上にもつなげていってくださいね。
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