新人獣医師の教育にはロールプレイ がおすすめ

新人獣医師の教育にはロールプレイ がおすすめ

明日で5月も終わりです。
あっという間に月日が経ちますね。

 

4月から入社した新人の獣医師の皆さんは、
すでに診察に出ていますか?(*^-^*)

 

動物病院によって、
任せている範囲や順番が違うかもしれませんが、
すでに診察を始めている獣医師の方は多いと思います。

 

その際の教育におススメなのが

「ロールプレイ」です。

 

ロールプレイ(Role Plying:役割演技)とは、
自分とは違う(同じ場合もありますが)立場の人物になりきり、
役割上の立場に立って考え、
コミュニケーションなどの能力を高めるためのトレーニング。

 

教育訓練や企業研修で、
実践力を身につける目的で実施されています。

 

動物病院の場合、獣医師役と、飼い主役になり、
診察(獣医療面接)の練習を、実際の現場に出る前に行います。

 

最近では、

大学でもこういった実習が授業に取り入れられているので、
今後基本的なことは学んで卒業してくると思います。

 

動物病院によって、
例えばワクチン接種やフィラリア予防に関することも、
飼い主さんにお伝えする内容が微妙に違いますので、
はじめが肝心。

 

事前に練習はしておくに越したことはありません。

ロールプレイの目的としては5つあります。

 

======================================

1)自分の日常業務を客観的に観察でき、
 見直しや今後の課題の発見ができる。

2)他者のロールプレイを観察することで、
 具体的な業務に関する基礎技術や、態度等を学ぶことができる。

3)業務に必要なスキルのレベルアップが図れる。

4)実際の業務でハプニングが起きても、
 冷静で柔軟な対応が期待できる。

5)相手の立場を疑似体験することで、
 相手の心情に配慮した対応を自主的に行うことを期待できる。


======================================

そして、何よりも良い効果が「自信がつくこと」。

 

練習する診察内容は、
ワクチン接種や予防に関すること、
または避妊・去勢手術の相談などがよいでしょう。

 

自分のことを振り返ると・・・

私はただでさえ緊張するたちなので、

シドロモドロでした(笑)

事前準備など、できていませんでした(-_-;)

 

もちろん、ロールプレイだけで、
自信をパーフェクトにするのは難しいです。
逆に自信を持ちすぎても危険ですよね(;’∀’)

 

また、個人の性格や能力にも左右されます。

私はまずは基本的な型を練習してもらい、
少しでも不安な点をなくし、

緊張感を軽くして臨んでもらいたい、
本来の力を出してもらいたいと思って指導しています。

 

コツとしては、多少の失敗は問題にしないことです。

 

そして、

ロールプレイで大事なポイントがあります!

 

ロールプレイを実施する目的は、

===============
「自信をもって臨んでもらうこと」と、

「飼い主さんやペットのため」
===============

 

ロールプレイの目的をしっかりと伝え、
スタッフどうしが照れたりしないような場を作ることです。

この方法は、獣医師だけに有効なものではありません。

新人のスタッフ向けに、受付や電話応対の練習を、
先輩が協力して実施するのも良いでしょう。

 

また、最近では

手軽に録画できるアイテムが数多くありますので、
様子を録画して、本人の振り返りに活用するのもおすすめです。

 

 

ぜひこれから診察にデビューするというスタッフや、
少し停滞中というスタッフがいらしたら、おためしください。

もし、新人の獣医師さんの診察や、対人コミュニケーションで、
何かお困りな点がありましたら、お気軽にご相談ください(^^)/

キャリア形成促進助成金、ご存じですか?

キャリア形成促進助成金、ご存じですか?

 

先日社労士さんからお聞きした助成金制度を、
本日はご紹介したいと思います。

 

厚生省で創設されたもので、
「キャリア形成促進助成金」といわれる制度です。

 

詳しくはこちらのサイトをご覧ください↓

「キャリア形成促進助成金」(厚生労働省)についてはこちら

 

 

人材の最大活用を目指していくためには、
個人が主体的にキャリア形成を図っていくことができる、
体制の整備が必要です。

 

 

そのための、

「従業員の職業能力評価」や、

「キャリア形成促進のための制度」を導入し、

継続して人材育成に取り組む事業主に対して助成される制度です。

 

動物病院でも、今後優秀な人材の流出をなくし、
長期的に雇用できる職場環境を整える上で必要かもしれません。

 

サイトの情報を読むと、
導入までの準備が少し大変に思うかもしれませんが(^-^;
以下のようなことを検討されている方にはお役に立てる情報です。

 

 

◆目標を立て、人材育成を進めるための能力制度を導入したい

◆長期雇用を考慮し、段階的評価制度を作成したい

◆経験者や中途雇用の際に活用できる評価制度を導入したい

など

 

今後スタッフを増やす予定の動物病院や、
スタッフのモチベーションを維持する方法を

模索している動物病院には、
活用する意義はありそうです。

 

いくつか条件もありますので、
受給要件は問い合わせをしてご確認ください。

少しハードルが高いなぁと感じるかたは、
助成金などを専門に行う社労士の方もいるそうです。
そういった専門家にご相談するといいですね^^

 

5~6月は離職予防月間!

5~6月は離職予防月間!
 
春から働き始めた新人さんにとって、
ゴールデンウィーク明けの5月は
少し緊張感が解けて、
いろいろ考え始めるときです。
 
 
 
4月は忙しい時期でもあり、
慣れない新しい環境に必死についてこようとします。
 
 
 
人によっては、
頑張りすぎていることもあるので、
気がつかないうちに溜まった
肉体的な疲労と精神的な緊張が
GWのお休みで少しゆるみます。
 
 
 
たとえば、
卒業後久しぶりに同期の友人と遊んだりすると、
うまく気分転換できる人がいる一方で、
 
他の動物病院の話が良く見えてきて・・・
 
自分の環境と比較して、
悩みが生まれてしまうこともあります。
 
 
 
「この仕事、私に合っているのかな?」
 
「こんな状態で続けていけるのかな?」
 
「職場選び、間違えたかな?」 
 
 等々
 
 
 
以前、ちょうど一年くらい前、
ある新人の動物看護師さんが、
 
「全然、みんなになじめていない。
 
  私の居場所がない気がします・・・」
 
 
と、涙を浮かべて話してくれたことがあります。
 
 
 
こんなふうに、
周りの人にサインを出してくれれば、
何かしらの対応ができますが、
突然辞めてしまったりすることもありますので、
この時期対策を考えておく必要があるでしょう。
 
 
 
「居場所がない」
と感じていた動物看護師さんは、
様子をみていると、
昼休みなどもポツンと1人でお弁当を食べていました。
 
 
 
他のスタッフと
仕事上では話ができますが、
みんながワイワイしている昼休みなどは、
誰とも話せていません。
 
周囲のスタッフも、
悪気は全くなく、
今までと変わらない昼休みを過ごしています。
 
でも、
新しく入ってきた人にとっては、
昼休みといっても、
まだまだ緊張しているんですよね。
 
彼女はこう思っていました。
 
「どんな風に会話に入ればいいのかわからない。
プライベートな話を、どこまで聞いていてよいのかなど、気にしてしまう。」
 
 
 
まだ入社1ヶ月足らずで、
自分はなじめていないと感じるのは、
ある意味当然なことですが、
当の本人にとっては、
とても着心地が悪く、
つらいことですよね。
 
 
 
この彼女は幸い、
今でも同じ動物病院で、
楽しく働き続けています。
 
「なじめていない」
「居場所がない」
と感じていたのが嘘のようです(笑)
 
 
 
彼女には何が必要だったのでしょうか???
 
 
 
 
 
今年新しいスタッフさんを
迎えたという場合は、
ぜひ以下の点をチェックしてみてください。
 
 
 
==================
新人スタッフの周囲に、
関心をもって話しかける人がいますか?
==================
 
誰か1人でいいんです。
 
気にかけてくれる人、
関心を持ってくれる人が、
新人さんの周りにいるでしょうか?
 
特別な話をする必要はありません。
 
昨夜のTV番組のこと、
好きなタレントや趣味の話、
休日にあった出来事、
飼っている犬猫の話や、
自分の仕事の失敗談など・・・
 
どのようなことでもよいのです。
 
自分の話をして、
相手の話も聞いてみてください。
 
 
 
少しずつ自分の話をしてくれるようになったら、
チャンスです!(*^_^*)
 
仕事で困っていることはないか、
体調は問題ないかなど、
少し深い話をしてみてください。
 
 
 
たった一人の存在が、
この5~6月を乗り越える活力となります。
周囲にいなければ、
ぜひあなたから声をかけてくださいね。
 
 
 
本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました(^-^)/

自分で気づいて、自分で行動を変える

自分で気づいて、自分で行動を変える

先日動物病院内で、
アドラー心理学に基づくワークショップをしました。

テーマは、
「さまざまな見方・考え方の存在を認める」
といった内容でした。

参加していた動物看護師さんに、
そのあと、あらためて会う機会があり、
感想を聞いてみました。

彼女には後輩が何名かいて、
現在は指導する立場にいます。

それまでは、
後輩に指導を行う上で、
自分とは反応や考え方が違う人がいて、
どのように対応すればよいか悩んでいたようです。

しかし、
今回のワークショップの中で、
色々な人の意見を聞き、
こう思ったそうです。

「なぜあんな態度なのかな?
と自分には理解できないと思っていたけれど、

その人なりの理由があってやっているのかも、
と気付けたことで、

少しその人に対する見方が変わりました」

とのこと。

自分の見方が変わったことで、
その人に対して接し方が変わったようです。

自分から困ったことがないか、
聞くようになったとのことでした(*^_^*)

 

「自分で気づいて、自分で行動を変える」

素敵なことですね。

自分で気づいたことは、
人から指示されて動くこととは違い、
持続します。

自分が今までかけていた心のメガネを変え、
相手に対する見方や捉え方を変えたことで、
自分自身で状況を変えたのです。

いまのところ、
彼女のある後輩への悩みは、
なくなったようです。

また出てくるかもしれませんが、
似たような状況であれば、
きっと自分自身で解決できるでしょう。

こういった話を聞かせてもらえて、
心理学のセミナーが
現場のスタッフに役立ててもらえたこと、
とても嬉しくなりました(´▽`)

継続して行う予定なので、
こちらでも今後の内容をご紹介していけたらと思っています。

こわい!逃げたい!クレーム応対。あなたの接客大丈夫?

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