何が好きなのか、 何をしたいのかがよくわからない…そんなとき、主体的な行動を促すために必要なこと
「一歩踏み出せた」という報告を聞いて、とても嬉しくなりました。
2年目になり、
何か好きなことを
みつけたいと話していた彼女。
でも、
何をしたいのかがよくわからない…
周りの先輩たちは
得意なこと、好きなことをみつけて頑張っている。
そんな姿に刺激を受けるものの、
目標がみつからない…
少し焦りもあったかもしれません。
以前相談を受けた時、
まずは何でもいいから
気になるセミナーを受けてみることを
おすすめしました。
今はオンラインでのセミナーも普及され、
いろんな選択肢がありますよね。
“病院に役立てられなかったら…”
“難しくて、自分には無理だったら…”
など、
ちょっと背中を押してみたら
選んだセミナーが彼女には合ったようで、
今度はその内容を、
どう飼い主さんに届けていけばよいか
相談されました。
そんな折、
たまたま診察で関わった飼い主さんに
そのセミナーで学んだ情報をお伝えする機会があり、
とても喜ばれるという経験をしました。
初めての『成功体験』です。
この経験が大きなきっかけで、
そのお1人のためにさらに学びを深め、
資料を作ってお渡ししたり・・・
彼女は自分で考えて行動し始めました。
目の前にいる
まずは「一人の飼い主さんのために」
何が役に立つか…
それを一生懸命考えて
実際にアウトプットしていく…。
丁寧にその1点に集中したことで、
彼女はものすごい勉強をして、
2年目とは思えないような配布資料を作成していました。
実際に見せてもらったのですが、
とってもわかりやすい
内容が充実した資料。
そのときに、
彼女が話してくれたのが
「やっと一歩踏み出せた」ということでした。
彼女にとっては
やっとの一歩かもしれないけれど、
私にはとても大きな一歩に思えましたし、
なにより彼女の嬉しそうな表情から
何かを掴んだ自信が垣間見えました。
ものすごくうれしかったです。
主体的に動き始めた彼女。
とても素敵ですよね。
人それぞれ、
行動を生み出す原動力は異なりますが、
彼女には
「飼い主さんに喜ばれること」が
大きな源泉になったことは間違いないと思います。
本人はそのことにあまり気づいていないようでしたが(笑)
このような
主体的にスタッフが動ける機会を作っている組織。
また、
好意的に受け入れる周囲の雰囲気も
とても素晴らしいなぁと
あらためて感じました。
人のマネジメントには
正解がないし、
人の成長には何が必要なのか、
良い方法はあるのか、
引き続き考え続けていきたいですね。
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