日々成長する新人獣医師から おしえられたこと

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日々成長する新人獣医師から
おしえられたこと
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春に入社したばかりの
新人獣医師の診察に
同席させてもらうことがあります。
 
 
彼らの成長は、日に日に加速し、
久々に会うと驚くことばかり。
 
(私は同じような時期、ただ焦って空回りしてました…苦笑)
 
 
 
先日も、診察時のコミュニケーションで、
少し気になる点があり、
終了後にどうフィードバックしようかなぁと、
考えていたら・・・
 
 
その新人獣医師は、
「あっ!」と何か気づいたらしく、
自分で後から飼い主さんに確認しに行ってました。
 
 
 
まさに、
フィードバックしようとした内容を
自分で振り返り、気付き、
不足点を自力で補っていたんです。
 
 
 
私のフィードバックの
タイミングが早かったら、
気づく機会を奪っていたかもしれないですねf(^_^;
 
 
あらためて
人の素晴らしい場面を
目の当たりにし、
この繰り返しが、人の成長につながるんだなぁと、
感動しました。
 
 
そして、
 
こうした新人さんの成長には、
本人の取り組みや姿勢以外に
支えとなる必要な要素があります。
 
 
 
それは、
獣医学的な知識や技術を
日々サポートしてくれる
先輩獣医師や動物看護師の存在や、
なんでも気軽に相談できる
病院全体の雰囲気です。
 
 
 
私が新人のころは、
スピードや効率に追われ、
動物看護師が一人もいなかったので、
たくさんの先輩獣医師から頼まれる
様々な業務をこなすことに精一杯でした。
 
 
 
気軽に先輩に質問するなんて、
忙しくてなかなか難しい雰囲気。
 
 
緊張感があり
適切な表現ではないかもしれませんが、
戦場のような動物病院でした。
 
 
指示なのか、叱責なのか(笑)、
どちらともとれる指導のもとで、
十分考える余裕もなく、
ただただ目の前のことをこなすだけ。
 
 
そこで得られたことは、
もちろんたくさんありますが、
最終的には体力と精神的な限界で、
辞めることになりました。
 
 
社会人になって、初めての大きな挫折。
 
 
いま振り返れば、
自分なりに精一杯したので
後悔はないけれど、
あの挫折感は、そのあとかなり尾をひきました。
 
 
 
自分なりの今までの反省と、
獣医業界への恩返しの気持ちがあり、
今こうした仕事をしていますが、
 
 
あらためて・・・
 
 
夢や希望を持って
この業界に入ってくる人が
できれば一人も退くことなく
幸せに働き続けられる
環境づくり・人づくりに
引き続きたずさわっていきたいです。
 
 
 
今まで支えてくださった
多くの人に感謝をこめて、
本日のメルマガは終わりにしたいと思います。
 
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
 
 
猛暑に負けず、暑さ厳しい夏を乗り越えましょう~(^-^)/
 
 

承認欲求って、あってはダメなもの?

 

この時期、動物病院で働く
新人の獣医師さんや動物看護師さんから、
お仕事の相談をされることが増えます。
 
 
 
 
6月に入り、
少しずつ仕事にも慣れて、
忙しさも落ち着いてくるからでしょうか。
 
 
仕事内容、人間関係、将来への不安・・・
内容はいろいろです。
 
 
 
 
話を聞きながら、
 
「頑張っている私を認めてほしい」
 
「役立っていることを感じたい」
 
といった「承認欲求」を感じます。
 
 
 
 
 
「承認欲求」は
どのような方にもあるといわれています。
 
 
最近思うのですが、その承認欲求・・・
 
 
持っていることを認めたくないのか、
時々否定する方がいますが、
 
そんなとき、
あってはダメなのかな?
と思うのです。
 
 
 
 
もちろん、
承認欲求が過剰になりすぎて、
他人に対して
「認めて、認めて」だけになると、
 
期待通りの反応がない場合、
自分自身が苦しくなることがありますよね。
 
 
 
 
でも、
 
 
「私のことを認めて欲しい」って欲求は、
実は否定すればするほど、
追いかけてくるような、
まとまりついてくるようなもの。
 
 
 
 
周囲の人から、
「社会人として甘えている」とか、
「周りの評価は関係ないでしょう」と
 
否定されればされるほど、
 
承認欲求が全開になっていると、
余計に認めてもらいたくて、
空回りながらも頑張ってしまう。
 
 
 
 
“仕事って周りがどう評価しようが関係ないよ。
あなたはあなた”
 
って考え方は、頭ではわかるけど、
 
 
承認欲求の真っただ中の人には、
ものすごく受け入れるのが大変だと思うのです。
 
 
 
正しいのかもしれませんが、
他人から言われたところで、
素直に目を向けることができるほど余裕がない。
 
だって、
自分を認めてもらいたんだから。
 
 
 
 
まずは、
承認欲求の存在に気付き、
そんな自分自身であること、
そのままの自分を否定せずにいることが、
大切なのではないかと。
 
 
 
 
そのためには、
周りもそのことを
広い目で受け止めることが必要な気がします。
 
 
 
あってもいいんだ、と思えると、
自分のことだけでなく、
他人の「承認欲求」も、
当たり前に受け止められます。
 
 
 
 
 
本日は以上です。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。