動物医療の現場に、勇気づけの心理学を!

動物医療の現場に、勇気づけの心理学を!

定期的にうかがっている

動物病院で院内研修でした。

 

 

テーマは、アドラー心理学の「勇気づけ」。

 

 

アドラー心理学の本を読んだ人に

ときどき感想を聞くと、

 

「頭では理解できるけど、

理想論で実践が難しいよね」と、

返ってくることがあります。

 

 

たしかに・・・

 

 

そういった面はあるかもしれないですね。

私もまだまだ探求中・・・(笑)

 

今日あつかった勇気づけの実践は、

比較的行動しやすいのではないかな?

と思っています。

 

そして、

 

実践する上で大切なことは「自己信頼」。

 

「自分自身を信頼し、

自分自身の可能性を信じること」。

 

 

あなたはいかがでしょうか?

自分の可能性、信じられますか?

 

 

 

 

これからも動物病院で働く人が

個々にセルフイメージを高く持って、

自分の幸せを自ら選択して

つかみ取ってもらえるようサポートしていきたいです。

 

 

そんな想いを胸に、

明日からも頑張りたいと思います ^^

あなたは叱る派?ほめる派?

あなたは叱る派?ほめる派?
こんにちは!宮下ひろこです
 
 
だいぶ前になってしまうのですが、
録画でみたNHKのクローズアップ現代、
とても興味深い内容でした。
 
 
本日はそのことについて、お届けしたいと思います。
 
 
番組タイトルは、
「恐い鬼は厳禁!?ほめられ世代をどう叱るか?」
というテーマでした。
 
 
ある自動車教習所では、
厳しくすると若者が続かないので、方針を変えたそうです。
 
 
「ほめちぎる自動車教習所」にしたら、
教習生が増えて、売上が上がったとのこと。
 
 
 
叱られるより、
ほめられるほうが、
誰だっていいですよね(^^)
 
 
 
恐い鬼(恐い指導者)への拒否感は年々強い傾向があり、
 
ちょっと注意されたり、叱られることで、
すぐに落ち込んだり、傷ついてしまう若者が増えているそうです。
 
 
入社2年目までの若手社員の約60%が、
「叱られると、やる気を失う」
といったデータもあります。
※(財)日本生産性本部2014年調べ
 
 
 
新人への接し方に悩む企業では、
「ほめ方」を学ぶ研修が大人気だとか。
 
 
お互いにほめ合う練習をしたり、
言葉選びを考えるワークといった
研修が紹介されていました。
 
 
 
ワークの一例をご紹介すると、
 
たとえば、
「決断力がない」を言いかえると・・・?
という問いかけがあり、
マイナスのイメージがある言葉を
プラスのイメージに変えるワーク。
 
 
答えは、、、
 
「慎重に物事を考える」。
 
 
 
それでは、
 
「わがまま」 はどうでしょう???
 
 
 
わがままなスタッフを、
プラスのイメージの言葉で言いかえると
どのように表現しますか?
 
少し考えてみてください。


 
番組では、
 
「積極的で自信を持っている」
 
と、紹介されていました。
 
 
 
確かに、“わがままだ”
と決めつけるのではなく、
別の捉え方をして関わるほうが、
お互いに良い関係を築きやすくなりますよね。
 
 
 
 
アドラー心理学でも、
同じようなワークがあるのですが、
一見マイナスに見える面にも必ずプラスの側面があり、
その点をどう捉えて表現していくかが人材育成では鍵になると思います。
 
また別の事例として、
『厳しすぎると辞めてしまうし、優しくすると成長しない・・・』
 
 
 
そんなジレンマから、若手をほめたり、
感謝の気持ちを伝える取り組みをして、
離職者を減らしている企業も紹介されていました。
 
 
例えば、
 
 
感謝の言葉や相手の良い点を書く
いわゆる「サンクスカード」を、
管理職の人は月に何名分以上は書くといったノルマがありました。
 
 
 
そんな企業の姿をみて、
番組のコメンテーターとして
参加していた堀江貴文氏は、
「ハッキリと本音が言える大人がいないのが問題だ」と発言。
 
 
 
たしかに、一理あるなぁと感じました。
 
 
 
パワハラの問題もありますし、
「ほめ方」などのコミュニケーションを理論的に学ぶ機会は、
今の時代には必要なことかもしれません。
 
 
でも場合によっては、
形だけの表面的な言葉のやり取りに
おちいることもあるので、注意が必要です。
 
 
 
心がこもっていない言葉で
相手をほめても届かないですし、
逆効果になることもあります。
 
 
 
必要なときは、
やはり人生の先輩として、
厳しい内容でもハッキリ本音で伝えなければいけないこと、
ありますよね。
 
 
 
 
信頼している人から、
本音で叱られたら、
ものすごく考えるし、
改善しようと努力すると思います。
 
 
 
本気で関わってくれた人の言葉は、
一生の宝になったりもします。
 
 
 
ただ、
その「本音」が本人にとって
耳が痛いことであったり、
言ってほしくない相手に言われると、
防衛的になり素直に聞けないとか、
場合によっては反抗的になることもあります。
 
 
 
ほめるとか、叱るとか、
方法論の問題ではなく、
両者の関わり方。
 
 
 
スタッフ育成において、
指導する側の本来の意図や真意が、
誤解なく相手に伝わっているかが
重要なポイントなのではないでしょうか?
 
 
 
誤解なく伝えるためには、
 
———————————-
・基本的な信頼関係が両者間にあるかどうか
 
・言葉の使い方や態度が適切かどうか
 
・感情的な反応をしていないか
 
・白黒つける極端な考え方にとらわれていないか
 
・相手の話を聴ける心の余裕を持てているか
 
・意見や考え方が違っても、友好的に話し合いができるか
———————————-
 
 
など、
必要な要素はいくつかあります。
 
 
あとは、もちろん「本人の問題」。
 
 
 
 
本人が厳しく指導されることや、
叱られることに慣れていない場合があり、
指導に折れない心の準備(成長)
ができている段階にあるかなど、
考慮したほうが良いと思います。
 
 
 
それによって、
伝え方やタイミングを考えます。
 
 
 
 
指導側の本来の意図や想いが
まっすぐに伝わらないと、
ただ指導者が悪者になるだけで、
お互いにマイナスですよね。
 
 
 
 
ぜひ指導する立場のかたは、
本来の意図や真意が、
伝わっているかどうか
考えてみてください。
 
 
 
 
その上で、
前述したような誤解なく伝わる要因が
満たされているかどうかチェックして、
日々心がけていきたいですね。
 
 
 
============
本来の指導の意図や真意が
相手に届く条件を整えることが大切。
ほめるか叱るかだけの問題ではない。
============
 
 
 
 
本日は以上です^^
長文になってしまいました。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 

専門学校の就職説明会に参加してきました!

専門学校の就職説明会に参加してきました!
 
 
専門学校の就職セミナーに参加し、
将来動物病院で働きたい学生さんと話をする機会がありました。
 
 
まだ初々しく、これから実習をして、
就職先を決めていく段階の学生さん。
動物看護師やトリマーさんの卵です。
 
こちらにも緊張が伝わってきました^_^
 
 
 
少し質問してみると、
結構遠くから通学している人もいて、
就職先はどのあたりを考えているの?
と聞くと、ほぼ皆、
「実家から通えるところが希望」
という答え。
 
 
たしかに、
『自宅から通勤範囲であること』。
重要な条件なのかもしれません。
 
いきなり一人暮らしは、
ハードル高いよね^_^
気持ちはわかります。
 
 
他には、
「昇給はあるのか?」
「終了時間は何時か?(残業はあるか)」
「人間関係がよいか?」
等など・・・
雇用条件に関することが多かったです。
 
これもまだ実習前なので、当然かも。
 
一方で、
「リハビリをしたい」
「シニア犬のことを何かやりたい」
「勉強ができるところ」
「トリミングができるところがいい」
 
といった声も。
 
また、
 
「長く務められるところ」
を探しているという人もいて、
「長くってどのくらいを考えていますか?」
と訊ねてみると、
その人は「5年」でした。
 
 
これは、長いのか、短いのか、
判断が難しいですが、
今の動物病院業界では長いほうでしょうか?
 
 
個人的には、
「結婚などをしても働き続けられる病院」
という答えを探していたので、
「5年と思っていたけど、もっといたい」
と思ってもらえるような病院作りに、
何かしら関わり続けたいと思いました。
 
 
自分自身がどのような病院で働きたいかは、
これから実習などを通して、
考えていくのだと思います。
 
 
実際に中に入り、先輩などの姿を見て、
自分だったらどうだろう?
とイメージしながら『自分事』にして、
選択していってほしいなぁ。
 
 
これからの人生、
就職先だけで決まるわけではないですが、
社会人になれば、
「自分の選択の積み重ね」
で人生が作り出されるわけですし。
 
 
私から余計なアドバイスもしたりして(笑)、
あたたかい目で応援したいと思う時間でした。
 
 
動物看護師を目指す学生が
減ってきている現状を考えると、
一人でも多く現場で活躍し続けてもらいたい。
 
 
そのために、何ができるか、
業界全体で協力して
考えていかなければならないですね。
 
 
 
わたしの立場では何ができるだろう?
まずはそこから。
 
できるところから、少しずつ。
がんばりたいです(*^^*)

「第1回 PET JOB交流会」のご報告

「第1回 PET JOB交流会」のご報告

「第一回 PET JOB交流会」のご報告です。

※PET JOBは昨年から始めたFacebookグループです。
こちらをクリックしていただくと、詳細が確認できます。
(FBにご登録されている方は、グループに参加できます)
 
 
 
今回の下北沢の会場には、
約30名の方々にお集まりいただきました。
 
参加者の職業は様々で、
獣医師の資格を持った方が約3分の1。
開業された院長先生や、
ペット保険会社などで働く方もいらっしゃいました。
 
 
 
そのほかにも、
ペット関連のグッズやサプリなどを扱う会社の方や、
ペット信託を扱う保険業の方、ペット関連のHP作成やペット住宅などを扱っていらっしゃる方、キャットインストラクターやトリマーさん、トレーナーさん、ライターさんなど・・・
 
 
 
この業界ですでにご活躍されている方、
これから仕事を始めたいとお考えの方など、
ペットに関わるお仕事に関わる方なら、
どなたでも参加できます。
 
 
普段全く話す機会がない方とのご縁をつなげ、
人脈を広げていただく交流会です。
 
 
初回は都内で開業されている
獣医師の野澤先生にご講演いただき、
 
ペットに関わる仕事を行う上で、
忘れてはいけない「人間のこころの二重性」
「心に寄り添うペットセラピスト」の視点について
おしえていただきました。
 
 
おかげさまで、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 
 
参加者の方からは、
 
「新しいビジネスにつながった」
 
「仕事に繋がりそうな出会いがあった」
 
「コラボで出来そうなアイディアが生まれた」
 
など、嬉しいお声をいただきました。
 
 
このたびは、
野澤先生はじめ、参加してくださった皆さま、
誠にありがとうございました。
 
 
主催者として、いたらない点が多々あったかと思いますが、
皆様のご協力のおかげで無事に終えることができました。
 
 
次回は3月31日(金)の夜開催の予定です。
さらに良い交流会を目指していきますので、宜しくお願いします!
 

動物看護師主催の 交流会

動物看護師主催の 交流会

動物看護師さん主催の
交流会を見学する機会をいただきました。

 

現在、動物病院に勤務している人や、
過去に勤務していた人など計6名の交流会。

 

「動物看護師の役割」「マーケティング」、
「動物病院でのより良い働き方」など、
色々なテーマについて話し合っていましたが、
その中で出てきた「モチベーション」の話が
興味深かったです。

 

動物看護師として
やりがいを持って取り組めるテーマには、
「しつけ」や「栄養学」、
「デンタルケア」、
「介護」、「リハビリ」など色々あります。

 

チャレンジしてみたい気持ちはあるけれど、
毎日忙しくて余裕がないとか、

その考えを意見として出したり、
皆で話し合う機会がないとのこと。

 

 

そもそも、
そのような分野について勉強することや、
業務に取り入れることが、

実際どこまで求められているかどうかがわからない・・・
言い出せる雰囲気ではなかった、
という人もいました。

 

動物病院の業務に活かしたいけれど、
そのことを話し合う時間や余裕が、
物理的にも、精神的にも病院にない・・・
というのが現状なのでしょうか?

 

一方で、入社前から、
パピークラスが実施されていた
動物病院で働いていたスタッフさんは、

自分がやりたかった分野だったこともあり、
その機会を存分に活用して、
とても充実していたと話していました。

 

交流会を見学しながら、
スタッフが個々に何に興味があるのか、
これからどのような分野に力を入れていきたいか、
しっかり考える「時間確保」(研修など)と共に、

 

病院サイドから「必要性を発信する機会」
(例えばミーティングや院長自ら話す機会)
を作っていく必要性を感じました。

 

今回の参加者の方々が
今まで勤めてきた動物病院では、
朝のミーティングはありますが、
業務の申し送りのような短いもので、

 

 

スタッフが全員顔を合わせて、
病院運営やサービスについて
情報共有する時間はなかった、
という人がほとんどでした。

 

 

「動物病院として、こんなことをやっていきたい」
と話し合う機会(ミーティング)や、

 

「今後、どのような分野に興味があるかどうか」
などを確認する機会(個人面談など)を作ること。

 

また、

 

スタッフに対して院長先生の考えや、
動物病院としての方向性を
継続的に伝えていくことは、

 

スタッフがやりがいを持って
業務に取り組むためにも必要です。

 

そして、スタッフ自ら
「〇〇を学びたい!」
「チャレンジしたい!」
と言える環境を整えていけると、
動物看護師のモチベーション維持に
役立つのではないでしょうか?