スタッフのやる気がでない理由を考える

こんにちは!宮下ひろこです。
本日は、『スタッフのやる気がでない理由を考える』について、お届けします!

 
 


 
 
 
動物病院で働くスタッフの相談で、
「やる気がでないとき、どうしたらいいか?」
といったことが質問されます。
 
 
 
“やる気がでない・・・”
 
 
 
 院長先生のため息がそのまま聞こえてきそうな言葉。
 困りますよね。。。
 
 それを、もしスタッフが耳にしたら、
 もっと溜息がもれそうです。
 
 
 
でも、心配しないでください(*´∀`)
 
 
やる気がなくなることって、誰にでもあります。
(ありませんか?)
 
 
じつは、
私もやる気が出ないときがありますし(笑)
 
 
人の感情に浮き沈みはつきもの。
長期的なものでなければ、心配いりません。
 
 
 では、慢性的にいつもやる気がない人には、
どう対処したらよいのか???
 
 
 
まず、
やる気が出ない人をどうするか?
を考えるとき、
 
 
「なぜ、〇〇さんはやる気がないんだ!」
 
 
 
という、
批判や叱責の気持ちがある場合は、
ひとます心に納めましょう(^^)/
 
 
(これ、大事です)
 
 
そして、
 
 
大きく2つの視点に分けて
考えるとよいかもしれません。
 
 
 
やる気が出ない原因探し、
1つ目の視点は、
「メンタル不調の状態であるか、ないか」
 
 
 
そして2つ目は、
「個人の問題なのか、組織の問題なのか?」
です。
 
 
 
メンタル不調の状態が認められるスタッフで、
かつ個人的な問題が原因の場合は、
動物病院でできることは限られてきます。
 
 
またかえって「やる気を出させよう」と
働きかけることがプレッシャーになり、
本人にとってマイナスになることもあるので、
 
できるだけ早めに
専門家(医者やカウンセラーなど)へ
相談を促していくようにお願いしています。
 
 
 
 
次に、
メンタル不調の状態ではない人で、
個人的な問題なのか組織の問題なのかを、
見極めるようにしています。
 
 
 
個人的な問題(例えば、個人の性格や家族問題など)を
抱えている場合は、
本人の意思も影響し、時間がかかるため、
関わる優先順位としては下がります。
 
 
 
やる気がない人の中で、
最もアプローチすべきなのは、
 
 
じつは、
もともとやる気はあったのだけれど、
組織の問題(例えば、人間関係や組織運営、職場環境など)が障害となり、
結果的に「やる気がくじかれてしまった」という人、
今一時的にやる気が出ていない人に注目してほしいのです。
 
 
 
彼ら、彼女たちがもつ、
もともとあった仕事に対するやる気を、
元に戻すことに注力したほうがよいですよね。
 
 
 
たとえばの事例ですが、
 
============
 
・大学卒業後、勤務して半年以上たっても、
犬舎掃除や検査補助、入院管理が主な仕事で、
診察に出ることがなかなか許されない新人獣医師。
 
 
 
・院長に治療の相談をしたら
「自分で調べて考えろ」と言われ、
相談しなかったら
「ちゃんと事前に確認して」と叱られ、
どうしていいかわからない状態が繰り返される勤務獣医師。
 
 
 
・忙しい病院で昼休みも交代で一人でとり、
なかなか先輩とも仲良くなれず孤立状態、
院長には叱られてばかりで相談できる人がいない新人の動物看護師。
 
 
 
・飼い主さんのために栄養学の勉強をして、
受付で相談にのっていたら、
「無駄話していないで、早く手伝って」
と言われた動物看護師。
 
 
 
 
・動物看護師の意見をまとめて、
会議で業務改善の提案を発言をしても、
十分に話を聞いてもらえぬまま、
獣医師の一言で反対されてしまう動物看護師長。
 
============
 
上記は、相談された例のごく一部ですが、
大抵は人間関係のことが原因で、
やる気がそがれてしまったケースです。
 
まさに、
 
アドラー心理学で言われる
「勇気づけ」とは反対のこと
「勇気くじき」がそこにはあります。。。
 
 
 
やる気がないスタッフと決める前に、
「やる気がくじかれていないかどうか」、
組織の人間関係やコミュニケーションを
見直すことが大切ですね。
 
 
やる気がもとに戻るように、
(願いも込めて・・・)
 
まずは
「勇気づけ」や「承認」を意識した
コミュニケーションで過ごしましょう(*´∀`)
 
 
そして、
相手の心に、
「やる気の火」が灯ってくれるまで、
信じて待ってみませんか?
 
 
 

気持ちのよい「返事」が行き交う職場

 
動物病院だけでなく、
歯科医院や役所、コンビニ、
飲食店や美容院・・・
ここ数週間で、
いろいろな場所を利用していますが、
そのときに感じること。
 
 
それは、
その場所で働く人同士の会話の気持ちよさです。
 
 
「〇〇お願いします^^」
「はい^^」
 
 
「手伝ってもらえますか?^^」
「はい、すぐにいきます!^^」
 
 
 
声だけでも、心の笑顔が見える
気持ちのよい会話のやりとり。
 
 
 
直接利用者には
関係がないやりとりでも、
さりげなく耳に入ってくるときに、
従業員どうしの関係性や心のやりとりが、
じつは伝わっています。
 
 
人間関係がよく、
楽しく働いている人が集まる職場では、
その場の空気や雰囲気が明るく軽い!
 
 
心地いいなぁと感じ、
また利用したいと素直に思います。
 
 
一方で、
 
人間関係にほころびがあり、
不満や不平を抱えて働く人が多い職場では、
空気が重く、ひんやりする雰囲気。
 
 
これは、
隠しようがなく、
自然と伝わってしまうものです。
 
 
あなたの働く職場は、いかがでしょうか?
 
 
=============
気持ちの良い「返事」が
行き交っていますか?
=============
 
 
 
時々、
上司から指示されているのに、
背中を向けたまま返事をしない人や、
 
 
 
部下から「今よろしいですか?」
と声かけしているにもかかわらず、
「無視」で返す人を
見かけることがあります。
 
 
 
「返事をしない」とか、
「無視をする」というのは、
相手の存在そのものを否定すること。
 
 
社会で生きていく以上、
絶対にやってはいけないこと
です。
 
 
 
逆の立場の気持ちを想像できたら、
できないことだと思うのですが、
 
それでもしているということは、
「無視」に何かしらのメッセージを
こめているのかもしれません。
 
 
そのメッセージ、
人間なのだから、
相手が受け入れやすい「言葉」にして、
伝えてもらえたら・・・
 
と思います。
 
 
 
 
職場でもし同じようなことが見られたら、
勇気をもって注意しましょう。
 
 
 
注意する立場でなければ、
信頼できる人に相談してくださいね。
 
 
とても大事な基本的なことですし、
組織や職場を健全に保つためにも、
「気持ちの良い返事」から心がけましょう。
 
 
 
本日は、以上です。
 
 

期待に応える働き方

 
 
最近ありがたいことに、
動物病院の院長先生はじめ、
経営者の方と人材のお話をすることが
多くなりました。
 
 
そのなかで出てくる
「あるある人材」のひとつ(笑)。
 
 
 
「給料分か、それ以下しか
 働いていない(と思われる)人」
をどうしたらよいかといった話です。
 
 
 
皆さんの身近には、
そのように思う人、
いらっしゃいますか?^^
 
 
 
あるコンサルタントの方が、
このようなことを以前メルマガに書いていらっしゃいました。
 
 
   ↓ ↓ ↓
 
============
 
自分の「給料を上げる方法」
について。



結論だけまとめてご紹介すると、
 
もらっている額より働くこと!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相手の期待を超えること!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
とのこと。
 
 
そして最後に、こんな一言も。
 
=============
相手が
「給料を上げないと申し訳ない」
と思うぐらい貢献しよう。
=============
 
 
※株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役
 
 
この考え方って、
自営の人であれば
「給料」ではなく、
「仕事」に変えてもいいですよね。
 
 
 
「仕事」を増やす方法は、
もらっている仕事量より多く働き、
相手の期待を超える働きをすること。
 
 
例えば、
自分の仕事のクオリティばかり追求して、
それが相手の期待に応えられていなければ、
次の仕事につながりませんし、
単なる自己満足です。
 
 
 
従業員であれば、
雇用主やお客様の要望を
満たしていないので、
給料も上がりません。
 
 
どのような仕事でも、
自分の心のなかで、
「ここまで」と決めてしまうと、
成長は止まります。
 
 
わたし自身も、
偉そうなことは言えません(;’∀’)
常にその点は忘れずにいたいです。
 
 
===============
人に何かを期待するより、
人から期待される働き方をしましょう!
===============
 
 
PET JOB交流会(ビジネス交流会)でも
様々な経営者の方々と話をさせていただきますが、
 
あらためて、
「相手の期待に応える働き方」
を肝に銘じたいと思いました。
 
 
そして、
 
はじめの話に戻りますが・・・
 
 
「給料分か、それ以下しか
 働いていない(と思われる)人」
 
と話す機会があるときは、
 
たいてい現状に対する「不満」あるので、
まずはそれを聞いて、
 
「今のあなたは雇用主の期待に100%応えていると
胸を張って言えますか?」
 
と問いかけることがあります。
 
 
少し厳しいことかもしれませんが・・・
 
自分の権利を100%主張したいときは、
まず自分に期待されている役割を100%果たしてからにしないと、
相手の耳には届かない
 
と思うからです。
 
仕事って、そういう厳しい面もあること、
誰かが伝えていく必要がありますよね。
厳しいからこそ、やりがいや楽しみもある!
そう思います。
 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
 
 

選挙の報道から学ぶリーダー論

 

日曜日の選挙が終わり、

最近のTV番組をみていると、

いろんな方がいろんなことを発信していますね。
 
 
 
そのなかで、
私が面白いなぁと思った視点は、
希望の党の敗因について。
 
 
 
小池さんのリーダー資質を
いろんな立場の方が批判的な発言をして、
論じています。
 
 
特に、
希望の党の出現に振り回された
議員の方々の発言を聞いていると、
客観的な批判だけでなく、
個人的な感情が見え隠れ。
 
 
小池さんに、
「振り回された」
「期待してしまった」
「結局信頼されていなかった」・・・等々
 
 
 
その背景には、
「(振り回された自分に)腹立たしい」
「(期待を裏切られて)悲しい」
「(信頼してもらえず)残念」
 
 
といった周りの議員の感情が見えました。
 
 
 
なぜ、
希望の党の候補者が
このような気持ちになってしまったのでしょうか?
 
 

一晩で追い風が向かい風になったリーダー

 
 
 
それは小池さんが
今回の選挙の方針や戦略などを
周りにオープンにしなかったことだと言われていますよね。
(真偽はわかりません)
 
 
 
自分一人の心の中で考えて、
一人で決めて発言してしまう。
 (少なくとも周りにはそう見えていたようです)
 
 
 
「なんでも意見を聞きます」
といった態度を信じて
実際に意見を言うと、
結果的に遠ざけられてしまう。
 
 
 
なんか似たような話を、
動物看護師さんからのメール相談で
聞いたような・・・(-_-;)
 
 
 
選挙が終わってみると、
小池さんの「側近」とされた人は、
いなくなってしまいました。
 
もしかしたら、
はじめから存在しなかったのかも、
とも思います・・・
 
 

有能なリーダーとは?

 
 
有能なリーダーには、有能な側近がいます。
 
 
 
有能な側近とは、
たとえ意見が違っても
必要なことは言ってくれて
力になってくれる人です。
 
 
 
良きリーダーとされる人は
日頃から自分の考えや方向性を
周りに話します。
 
 
 
ブレがないので、
いつでも同じことを言いますが、
それが周りの人の思考や感情に
繰り返し影響を与えます。
 
 
 
側近も知らないという秘密主義で
物事を進めていくことはしません。
 
 
 
皆さんが所属している組織や会社では、
いかがでしょうか?
 
 
良きリーダーがいて、うまく機能していますか?
 
 
 
じつは良きリーダーは、
その人の資質だけで
作られるわけではありません。
 
 
 
周りのフォロワーの存在にも
影響を受けます。
 
 
 
いずれの立場にしろ、
同じ目的をもって、
同じ方向に進めるように、
最低限の情報を共有するための努力は必要です。
 
 
「最低限の情報」と考える領域が、
それぞれで違うことを忘れずに(^^)/
 
 
 
組織は「人」」で創られます。
 
 
人の考えや気持ちをお互いに理解すること。
 
そこから始まることを、
あらためて忘れずにいたいと思います。
 
 
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ペットの終末期のケアを、スタッフと共に考える

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さて、
 
先日動物病院で、
「ターミナル期にペットを抱える
飼い主さんへのサポート」について、
お話をしてきました。
 
 
 
 
ある事例を題材にし、
「安楽死」という重いテーマについて
ディスカッションをする、
という研修です。
 
 
 
 
一般の飼い主さんには
あまり聞きなれない言葉で、
ドキッとするテーマですよね。
 
 
驚かせてしまったら、
申し訳ございません。
 
 
 
 
ただ、
 
「安楽死」の問題は、
 
動物病院では外せないテーマです。
 
 
 
個々のストレスマネジメントの観点からも、
一度は時間を作り、
じっくり考える必要がある内容だと思っています。
 
 
 
 
動物の安楽死は、
 
動物のQOL(生活の質)を著しく損ない、
痛みのコントロールが難しいときや、
呼吸が苦しいといった状況の場合に、
獣医師と相談の上行う場合があります。
 
 
 
 
 
研修後の感想の中で、
 
 
ある獣医師は、今まで、
自分からはそういった話は
一切したことがなく、
どのタイミングで飼い主さんに切り出したらいいか迷う、
とのことでした。
 
 
 
状況によっては、
飼い主さんにショックを与える場合もあり、
 
伝え方によっては、
信頼関係が崩れることもあるので、
 
確かにタイミングは重要で、
伝えるときは配慮が必要です。
 
 
 
一方で、
 
 
ペットロスのカウンセリングなどでは、
「自分からはなかなか言い出せず、
先生から言ってもらいたかった」
 
といった飼い主さんの声を、
耳にすることもあります。
 
 
 
どのタイミングでお話をするか、
飼い主さんからお話くださるまで
言わないほうがよいのか・・・
 
難しい選択ですが、
ケースバイケースです。
 
 
正解はないのですが、
「獣医師からは絶対に言わない」
と決めずに、
柔軟に対応していただくように
お伝えしました。
 
 
 
また、
 
 
一緒に参加していた
動物看護師さんからは、
 
「自分のペットは心臓が悪いので、
いつか肺水腫になって苦しい状況になるかもしれない。
 
そういったとき、
あまりに苦しい様子であれば、
安楽死も考えるけれど、
自分から言い出せないかも・・・」と。
 
 
「でも、獣医さんから言ってもらえたら、
少し気持ちが楽になるかもしれない」
 
と話してくれました。
 
 
 
獣医師によっては、
「動物の命を助けることが使命」なので、
「安楽死は絶対にしない」
といった先生もいらっしゃいます。
 
 
そのお気持ち、私はとてもわかります。
 
以前、臨床現場にたずさわらせていただいていた時、
私自身やりたくなかったからです。
 
 
 
ですが、
飼い主さんのご様子を間近でみる機会の中で、
また直接お話をお聞きしながら思うのは、
 
獣医師も迷いながら、
飼い主さんも迷いながら、
 
共にペットのために考え、
十分に話し合った結果であれば、
場合によっては安楽死をする場合も
あっていいのではないか?
 
 
といった考えに、
今は落ち着いています。
 
 
 
どちらを選択するにしても、
少なからず後悔や
「もし、別の選択をしていたら」
といった想いは
残ると思います。
 
 
 
だからこそ、
 
苦しいなかでも、
大切なペットのことなので、
十分に考えて決めることは、
必要なことなのかもしれませんね。