あなたは叱る派?ほめる派?

こんにちは!宮下ひろこです
 
 
だいぶ前になってしまうのですが、
録画でみたNHKのクローズアップ現代、
とても興味深い内容でした。
 
 
本日はそのことについて、お届けしたいと思います。
 
 
番組タイトルは、
「恐い鬼は厳禁!?ほめられ世代をどう叱るか?」
というテーマでした。
 
 
ある自動車教習所では、
厳しくすると若者が続かないので、方針を変えたそうです。
 
 
「ほめちぎる自動車教習所」にしたら、
教習生が増えて、売上が上がったとのこと。
 
 
 
叱られるより、
ほめられるほうが、
誰だっていいですよね(^^)
 
 
 
恐い鬼(恐い指導者)への拒否感は年々強い傾向があり、
 
ちょっと注意されたり、叱られることで、
すぐに落ち込んだり、傷ついてしまう若者が増えているそうです。
 
 
入社2年目までの若手社員の約60%が、
「叱られると、やる気を失う」
といったデータもあります。
※(財)日本生産性本部2014年調べ
 
 
 
新人への接し方に悩む企業では、
「ほめ方」を学ぶ研修が大人気だとか。
 
 
お互いにほめ合う練習をしたり、
言葉選びを考えるワークといった
研修が紹介されていました。
 
 
 
ワークの一例をご紹介すると、
 
たとえば、
「決断力がない」を言いかえると・・・?
という問いかけがあり、
マイナスのイメージがある言葉を
プラスのイメージに変えるワーク。
 
 
答えは、、、
 
「慎重に物事を考える」。
 
 
 
それでは、
 
「わがまま」 はどうでしょう???
 
 
 
わがままなスタッフを、
プラスのイメージの言葉で言いかえると
どのように表現しますか?
 
少し考えてみてください。


 
番組では、
 
「積極的で自信を持っている」
 
と、紹介されていました。
 
 
 
確かに、“わがままだ”
と決めつけるのではなく、
別の捉え方をして関わるほうが、
お互いに良い関係を築きやすくなりますよね。
 
 
 
 
アドラー心理学でも、
同じようなワークがあるのですが、
一見マイナスに見える面にも必ずプラスの側面があり、
その点をどう捉えて表現していくかが人材育成では鍵になると思います。
 
また別の事例として、
『厳しすぎると辞めてしまうし、優しくすると成長しない・・・』
 
 
 
そんなジレンマから、若手をほめたり、
感謝の気持ちを伝える取り組みをして、
離職者を減らしている企業も紹介されていました。
 
 
例えば、
 
 
感謝の言葉や相手の良い点を書く
いわゆる「サンクスカード」を、
管理職の人は月に何名分以上は書くといったノルマがありました。
 
 
 
そんな企業の姿をみて、
番組のコメンテーターとして
参加していた堀江貴文氏は、
「ハッキリと本音が言える大人がいないのが問題だ」と発言。
 
 
 
たしかに、一理あるなぁと感じました。
 
 
 
パワハラの問題もありますし、
「ほめ方」などのコミュニケーションを理論的に学ぶ機会は、
今の時代には必要なことかもしれません。
 
 
でも場合によっては、
形だけの表面的な言葉のやり取りに
おちいることもあるので、注意が必要です。
 
 
 
心がこもっていない言葉で
相手をほめても届かないですし、
逆効果になることもあります。
 
 
 
必要なときは、
やはり人生の先輩として、
厳しい内容でもハッキリ本音で伝えなければいけないこと、
ありますよね。
 
 
 
 
信頼している人から、
本音で叱られたら、
ものすごく考えるし、
改善しようと努力すると思います。
 
 
 
本気で関わってくれた人の言葉は、
一生の宝になったりもします。
 
 
 
ただ、
その「本音」が本人にとって
耳が痛いことであったり、
言ってほしくない相手に言われると、
防衛的になり素直に聞けないとか、
場合によっては反抗的になることもあります。
 
 
 
ほめるとか、叱るとか、
方法論の問題ではなく、
両者の関わり方。
 
 
 
スタッフ育成において、
指導する側の本来の意図や真意が、
誤解なく相手に伝わっているかが
重要なポイントなのではないでしょうか?
 
 
 
誤解なく伝えるためには、
 
———————————-
・基本的な信頼関係が両者間にあるかどうか
 
・言葉の使い方や態度が適切かどうか
 
・感情的な反応をしていないか
 
・白黒つける極端な考え方にとらわれていないか
 
・相手の話を聴ける心の余裕を持てているか
 
・意見や考え方が違っても、友好的に話し合いができるか
———————————-
 
 
など、
必要な要素はいくつかあります。
 
 
あとは、もちろん「本人の問題」。
 
 
 
 
本人が厳しく指導されることや、
叱られることに慣れていない場合があり、
指導に折れない心の準備(成長)
ができている段階にあるかなど、
考慮したほうが良いと思います。
 
 
 
それによって、
伝え方やタイミングを考えます。
 
 
 
 
指導側の本来の意図や想いが
まっすぐに伝わらないと、
ただ指導者が悪者になるだけで、
お互いにマイナスですよね。
 
 
 
 
ぜひ指導する立場のかたは、
本来の意図や真意が、
伝わっているかどうか
考えてみてください。
 
 
 
 
その上で、
前述したような誤解なく伝わる要因が
満たされているかどうかチェックして、
日々心がけていきたいですね。
 
 
 
============
本来の指導の意図や真意が
相手に届く条件を整えることが大切。
ほめるか叱るかだけの問題ではない。
============
 
 
 
 
本日は以上です^^
長文になってしまいました。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。